フリースタイルリブレとダイエット

厳しい糖質制限は不調が現れたため中止。現在はフリースタイルリブレで血糖値を測りながら、DASH食を取り入れた健康的なダイエット(食事法)を目指しています。

【糖質制限を止めました④】糖質制限で耐糖能が低下し糖尿病のような状態に

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約1年間の糖質制限で18キロ痩せたものの、60キロから全く落ちなくなったので、更に糖質制限レベルを厳しくしますが、やっぱり痩せない。まだまだ体脂肪率は高く、痩せれる余地はあるはずなのに。そんなとき、SNSで偶然知ったクリニックを受診し、検査を受けることになりました。調べた結果、このまま続けていると、本当の糖尿病になってしまうかもしれない、という言葉に愕然としました。

糖質制限しているのに糖尿病?!

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2015年~の1年間はスタンダード糖質制限(2食の主食をカット)を実施して、78キロから18キロの減量に成功。しかし60キロから全く体重が落ちなくなってしまったため、そこからはスーパー糖質制限に変更し、さらに厳しい糖質制限(1食あたりの糖質摂取量を20g以内、1日60g程度)を行ったのです。

スーパー糖質制限時代には、高脂質生活(生クリーム・バター・ココナツオイル・MCTオイル・オメガ3を積極的に摂取)や、MEC食(肉・卵・チーズを中心とする摂取)、高フェリチン(フェリチン100以上を目指して積極的に鉄剤を摂取)、メガビタミン(ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、を中心とした複数サプリメントの同時多量摂取)なども経験してきました。

しかし、スーパー糖質制限を半年したところで、やはり体重が落ちないことに疑問を持ち始めていました。さらに糖質摂取量を減らしても体重は落ちることなく、色々な不調までもが現れ始めました。

どんどんと不安要素が増えていく中で原因を調べていた時、フェイスブックで知った「食事による栄養指導をしてくれる病院」である、兵庫県の産婦人科病院「いけざわレディースクリニック」を受診します。

池澤先生はその当時、糖質制限とインスリンについての関係に疑問を持たれ、厳しい糖質制限についてのあり方についての是非について意見を投稿されておられる産婦人科と内科を診られている先生でした。

それを知った私は先生に連絡を取り、近隣の病院では希望する項目を調べることを拒否された事をお話すると、うちでは調べられますよと行ってくださいましたので、藁にもすがる思いで受診することにしました。

「たまに糖質を摂ると、ものすごい睡魔に襲われることが気になっている」とお話すると、それは高血糖による糖質酔いのような症状かもしれませんという説明を初めて聞きました。

高血糖?!普段糖質制限をかなり厳しくやっているのに「高血糖を起こしているかもしれない」という話にびっくりでした。「高血糖を度々起こすようになれば、インスリンも大量分泌を度々起こすことになる。この状態をこれからも続けていくと、糖尿病のようにインスリンが出なくなってしまうかもしれない」というのです。

糖尿病の手前まで来ていたかもしれない

え?!糖質制限をしているのに私が糖尿病になる?!

その説明をお聞きして、私はとても衝撃を受けました。そもそも糖質制限は、糖尿病患者の治療のための食事法として世に広まったはずです。第一人者の江部医師の著書を始めとして、江部医師の理論を推奨する何人もの医師の著書を含め、何冊も糖質制限に関する本を読んでいた私は、びっくりを通り越し、ショックでもありました。

この1年半、これがいい、糖質制限なら間違いない!と信じてやってきた食事法だったのですから…。

2017年夏、この時既に糖質制限は血糖値を上げない食事法として、たくさんの理論の本やレシピ本が出版されていました。その理論を勧めるのは一人や二人ではありません。糖質を制限することで、糖尿病の人はもちろん、糖尿病でない人についても、糖質制限で健康になったり、肥満で悩む多くの人が大幅減量に成功していることなどが数々の本や雑誌で紹介されていました。それなのに、糖尿病の治療食で糖尿病になるなんて…。

病院では体組成計・インボディで体脂肪率を正式に測って貰うことが出来ました。更に衝撃を受けたのが、その結果です。内臓脂肪レベルが「6」(笑)とめちゃくちゃ高いのです

私の年齢と体重からだと、平均4くらいが推奨値くらいに対しての6。糖質を厳しく制限し、健康体重まで落とすことが出来ましたし、家庭用の体組成計で測る体脂肪率は標準です。なのに内臓脂肪レベルだけが高い。

しかも、後の血液検査で解ったことですが、血液検査で中性脂肪は「30台」とめちゃくちゃ低いのに、インボディの結果からは、糖質制限で体全体の体脂肪は結構落ちたが、内臓脂肪はまだまだびっしり着いているということが明らかになりました。血中の中性脂肪は低いのに、内臓脂肪のレベルが高いことは、もしかすると「高脂質・高たんぱく質食」が裏目に出ているのでは?ということも明らかになってきました。

 

検査の結果、基礎インスリン分泌が高い

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翌週病院を再診。血液検査と糖負荷試験の結果を聞きに行きました。その結果は、基礎インスリン分泌レベルが高い、そして追加インスリン分泌も大量に出ているということが判明しました。

(冒頭のグラフがその結果です)

今の状態では、糖質が普通の食事をしても、インスリンが健常の人の3倍くらい出る可能性があることが判明したのです。先生に「自身が行ってきた糖質制限の詳しい内容」をお伝えすると「あなたにはある程度の糖質制限は合っていたが、厳しい糖質制限には体が順応できなかったのかもしれません」とのことでした。

長く糖質制限を続けていると、体は主なエネルギー源である糖質が入ってこない為に、非常用エネルギー源である脂肪を糖に変換してエネルギーを供給し始めます。その状態に体が慣れてくると、たまの少量の糖質に過剰に体が反応してしまう。この症状を耐糖能の低下を起こしているということ知りました。

糖質制限を中止して糖質を少しづつ摂るように

それまでに感じていた数々の不調が、思い過ごしではなく、やはり糖質制限によるものだったのではないか…と思えくるようになりました。コレステロール高値のこと、肌や髪や爪のことも、やはり不調の原因は糖質制限だった?と。

「まずは少しづつ、糖質を増やすようにして、徐々に体を糖に慣らしましょう。まずは少量の糖質で高血糖を起こさないようにすることが大切です。少しの果物で果糖を摂るのもよいでしょう。野菜もしっかり食べて、血糖が緩やかに上がるような食事にしていきましょう」と指導を受けました。

初診時には「糖質制限で糖尿病の様な症状」が出ることに半信半疑だった私ですが、再診で検査結果が出た時点で、私はこのまま糖質制限をしていてはいけないんだ、と素直に思えるようになりました。

糖尿病は一度なってしまうと治りにくい病気です。今の年齢から糖尿病になれば、残りの人生、ずっと食事制限が付きまとうことになります。まずは糖尿病にならないようにすることが重要です。私は一旦、糖質制限をお休みしようと決めました。

しかし、かなりの機能異常が見られる「耐糖能低下」自己流で糖質制限をいきなり止めることは危険を伴います。私はフリースタイルリブレを着けながら、定期的な通院で食事指導を受けながらの治療を始めることにしました。

過剰な糖質摂取を控える糖質制限においては、非糖尿病の私にとっても過体重を適正体重まで落とすことが出来ました。この時点ではなんら健康的な問題は起きていなかったかもしれません。

しかし、そこからさらに体重を落とすために厳しい糖質制限に踏み切ってしまった。これが私にとっての間違いであったのです。

もちろん、全ての方がこうなるとは限らないと思います。実際にSNSでは断糖に近い制限を長く続けても体調が良いという方はいらっしゃいました。私は非糖尿病ですが、糖尿病の方にはまた違った結果となる方もおられるかと思います。

しかし、私は糖質制限による影響を診れる医師の元、血液検査や糖負荷試験を受けることが出来ました。その結果「私には厳しい糖質制限は合っていない、危険を伴う食事法である」ということが解ったのです。

「糖質制限で痩せて、身体の痛みもなくなり、花粉症も治った」のは、スタンダード糖質制限を実施したことで、過体重から適正体重になることが出来たための結果であり、直接糖質制限そのものが治療となった訳ではないということではい、と思うようになりました。劣悪だった状態が健全な状態になったから改善されただけに過ぎないのではないか?と思うのです。

糖質制限は全ての人の万病を治す、といわれるような万能な食事法ではない、ということを、私自身の経験を通して、身を持って知ることとなりました。

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