フリースタイルリブレとダイエット

深刻な不調が現れたため厳しい糖質制限を中止し、リブレで血糖を測りながら、自分にあった健康的なダイエット(食事法)を目指しています

【食品添加物を避ける】人工甘味料は糖質依存を起こしやすく腸内環境も乱す可能性がある

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3年ほど前から静かなブームであった糖質制限が、ここ数年で一気に火が付き、食品メーカーや外食産業、小売業も本腰を入れて続々と参入し始めました。そんな糖質制限をうたう加工食品に、必ずと言っていいほど使われているのが人工甘味料です。しかし、本当に痩せたいと思うのなら人工甘味料を含む食品は避けるべき甘味料です。その理由は…

良く使われている人工甘味料は?

糖質制限が大流行し、低糖質、糖質オフ、糖質ゼロ、ロカボ、といったラベルの食品や飲料が、スーパーやコンビニで所狭しと並ぶようになりました。これらの加工品が糖質を減らしているのに甘いのは、砂糖の代わりに人工甘味料を使用しているからです。

加工食品に使われている人工甘味料は、天然由来のものもありますが、そのほとんどは、化学的に合成された薬品由来のものです。人工甘味料には沢山の種類がありますが、現在最も多く使われているのは

① アスパルテーム
② アセスルファムK
③ スクラロース
この3つが代表的ではないでしょうか?

アスパルテーム

主に飲料・食品に使われているアスパルテームは、スクロース(砂糖)の約100~200倍の甘味を持つといわれています。アスパルテームはアセスルファムKとセットで使用されることが多いのは、甘味が強化され、甘味の立ち上がりが砂糖に近くなるからといわれています。アスパルテームを使用した食品や添加物には「L-フェニルアラニン化合物である旨又はこれを含む旨の表示」の義務があります。アミノ酸由来の原料ですが、これ自体に甘味はなく、そこにアスパラギン酸とフェニルアラニン分子と結合させることで、強い甘さを持つ化合物になります。JECFA※では、体重1kg/1日あたり、40mgまでの摂取量としています。

※FAO/WHO 合同食品添加物専門家会議/公益財団法人・日本食品化学研究振興財団サイトより(平成26年)

アセスルファムK(アセスルファムカリウム)

アセスルファムKも、スクロース(砂糖)の約200倍の甘味があるといわれています。アセスルファムKは後味に苦味があるため、その苦味を消すために単独では使わず、他の甘味料とセットで使われることが多いです。アステルパームやステビアなんかとセット使いされているようです。アセスルファムKの摂取許容量について、JECFAでは、15mg / kg /日の摂取量まで安全であるとしています。

スクラロース

主に飲料やアイス菓子(乳脂肪分の少ないアイスミルクに多く使われているようです)などに使われているスクラロースは、スクロース(砂糖)の約600倍の甘味を持つといわれています。こちらもアセスルファムKの苦み消しで一緒に使われることが多いです。JECFAでは、15mg / kg /日の摂取量まで安全であるとしています。

 

人工甘味料は身体に良いのか悪いのか

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人工甘味料についていろいろ検索してみると、良い面と悪い面を書いたものがヒットしてきます。その多くは、人工甘味料そのものが体に良いか悪いかで判断されています。

良い面として代表的なのは、人工甘味料は小腸で吸収されないため、血糖値が上がらない甘味料といわれていることです。そのため沢山摂っても中性脂肪に蓄えられることはありません。そのため現在流行の「糖質制限の関連商品」にとっては、格好の甘味料なとなっています。肥満症等を患う人にとっても、血糖値を上げない甘味料を使用することで食べられる料理が増え、食事制限を緩めることが出来るという利点があるでしょう。

最近ではありとあらゆる食品に使われるようになりました。食品・飲料・調味料・酒類など、幅広いジャンルで使われています。これまで糖尿病患者の方については、かなり厳しい食事制限を強いられてきましたが、そういった方々にとっても、食事における制限を抑制できる沢山の選択肢が出来たと喜ばれている方も多いかと思います。

人工甘味料の良いところを探してみますが、やはり「血糖値を上げない」というところにしぼられるのではないか?と思われます。

悪い面としては、人工甘味料は化学合成された薬品であるという点です。厚生労働省は「摂取量を守れば人体には影響がない」としてその使用を認可していますが、影響がないという調査についてもその多くは、単独で使用した場合の検査から導き出した数字であり、どの添加物と添加物が合わされるとどうなるか?までは調べられていません。摂取量についても一般的な数値であり、過敏症などを患う方には適さない量となる場合もあるかと思います。

食品添加物については年々新しいものも増えています。そのひとつひとつを調べるとなるとその組み合わせは、星の数ほどになってしまうのが現実です。そうなると、体内で添加物である薬品同士がどのような変化を起こしたり、影響を与えているかは、現実には誰にも分らないのです。各メーカーも長期的な影響についてまでは調べていないと思われます。(情報開示している企業は見当たりません)

また、その人工甘味料と合成された食品添加物がどのくらいの体内滞在期間があって、どのくらいで排泄されるかも詳しくは解っていません。

そうなると私たちは自己責任において人工甘味料を摂取する必要があり、自分の体は自分で守らなくてはなりません。人工甘味料は果たして本当に体に良いのか悪いのか?それを正しく判断する決め手がない今、もしかすると私たちの人体へ何らかの影響があるかもしれない、と推測しなければならないのではないか?と思うのです。

果たしてあなたは、いくつかの良い点と、複数の悪影響の可能性があるかもしれない悪い点とを比較して、どちらを重要視しますか?

考えてみて欲しいその驚異の甘味

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先に紹介した3大人工甘味料は、多くのダイエット食品に含まれ、コンビニやスーパーの店頭に並ぶそのほとんどの商品に使われている甘味料です。パン・お菓子・ジュース・ケーキ・アイスクリームなどを始め、今では調味料やレトルト食品やインスタント食品など、ダイエット食品でないものにも多く含まれています

なぜ人工甘味料を食品会社は使うのか?それはその甘味の強さにあります。先に紹介した人工甘味料の甘味は砂糖の200倍~600倍と言われています。スクラロースにおいては、その甘味は600倍。つまり、たった1gの使用で砂糖600gに相当する甘味が添加出来るのです。食品製造においては砂糖を使うよりも人工甘味料を使用する方が、大幅なコストダウンが可能になるのです。

その甘味の体積量を想像してみてください。たったの1gが600g相当の甘さ。その驚異の甘味は、人の舌にある味蕾を麻痺させるという説もあるほどです。この薬品の強い甘味に慣れてしまうと、舌にある「味蕾」の感覚をも鈍らせてしまい、素材そのものの甘味や旨みを感じにくくしてしまうという話にもうなずけてしまいます。

体験から感じた人工甘味料が誘う過食傾向

私や知人の間でも話題になったのは、人工甘味料を頻繁に摂っていると過食傾向が強まるという説です。人工甘味料は血中には入らず排泄されてしまうのですが、食べているのに血糖が上がらないことから、脳は「栄養が入ってこない・まだ食べ足りない」として満腹中枢を刺激しないことから、過食が強まるという説があります。(出所不明)

そのため、人工甘味料を使った食品は、必要量以上に食べ過ぎてしまう傾向があることや、余計に食欲が高まってしまい、人工甘味料を使用していない食品まで沢山食べてまうなどの弊害が起こる可能性も考えられます。

実際に糖質制限をしていた初期の頃の私がそうでした。ゼロカロリーのフルーツ寒天や和菓子をおやつに食べていましたが、食べても食べても満足できず、一度に2個も3個も食べてしまうことがありました。その時は「元々大食漢だったから」と思っていましたが、いろいろ調べると、このような人工甘味料による間接的な過食状態を起こしていたのでは?と思われます。

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<参考資料>

※1.Nakagawa Y1, Nagasawa M, Yamada S, Hara A, Mogami H, Nikolaev VO, Lohse MJ, Shigemura N, Ninomiya Y, Kojima I.

膵臓β細胞で発現される甘味受容体は、カルシウムおよびサイクリックAMPシグナル伝達系を活性化し、そしてインスリン分泌を刺激
PLoS One. 2009;4(4):e5106. doi: 10.1371/journal.pone.0005106. Epub 2009 Apr 8.

※2.Suez J1, Korem T2, Zeevi D2, Zilberman-Schapira G3, Thaiss CA1, Maza O1, Israeli D4, Zmora N5, Gilad S6, Weinberger A7, Kuperman Y8, Harmelin A8, Kolodkin-Gal I9, Shapiro H1, Halpern Z10, Segal E7, Elinav E1.人工甘味料は、腸内細菌叢を変化させることによって耐糖能障害を誘発
Nature. 2014 Oct 9;514(7521):181-6. doi: 10.1038/nature13793. Epub 2014 Sep 17.

間接的に人工甘味料は身体に悪影響を及ぼす

いろいろな文献を調べていくと、やはり、間接的に人工甘味料は身体に悪影響を及ぼすというものがいくつもひっとしてきます。腸内環境を乱し耐糖能を低下させる(※1)ことや、長期的な摂取においては、体重増加や肥満、糖尿病、高血圧、心臓病のリスク増加(※2)と関連している可能性があるという研究もあることから、やはり、人工甘味料を安易に常食すべきではないと、私は考えています。

 <参考資料>

※1.Jutam Suez、Tal Korem、Gili Zilberman-Schapira、Eran Segal&Eran Elinav (2015) 非カロリーの人工甘味料と微生物:発見と課題、 Gut Microbes、 6: 2、149-155、 DOI:10.1080 / 19490976.2015.1017700

※2.アマンダ・M・アヤド、アーメド・M・アボウ・セタ、ブフンドラシン・シャウハン、ラシャ・ラバニ、ジャスティン・リス、レスリー・コプスタイン、アムリンダー・マン、マヤ・M・ジェイアラマン、アシュレイ・E.・リード、ミシェル・フィアンダー、ディラン・マッケイ、 Brandy Wicklow、Ryan Zarychanski。非栄養甘味料および心代謝健康:無作為化比較試験および予定コホート研究の系統的レビューおよびメタアナリシスカナダの医学協会ジャーナル、2017年; 189(28):E929 DOI:10.1503 / cmaj.161390