フリースタイルリブレとダイエット

深刻な不調が現れたため厳しい糖質制限を中止し、リブレで血糖を測りながら、自分にあった健康的なダイエット(食事法)を目指しています

【耐糖能低下】厳しい糖質制限は反応性低血糖を起こしやすくなる

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糖質制限を始めた頃はあまり気にすることなく過ごしてきていたのですが、栄養指導して貰える病院で診察を受けて「高血糖を起こしている可能性がある」と言われ、血糖値のことが気になるようになりました。それまで高血糖を起こしているなんて言われたこともなかったし、血糖値のことなんて糖尿病ではない私には全く関係のないことと思っていたのです。しかし、起こしていたのは高血糖だけでなく・・・

高血糖の後に起こる低血糖

私が診察を受けるきっかけになったのは、厳しい糖質制限をしていく中で、たまにちょっと多めに糖質を摂ると、猛烈な眠気に襲われることがあり、最初はたまたま眠くなっただけと思っていたのが、次第にもしやこれは、たまの糖質摂取で高血糖を起こしているのでは?と思うようになったことからでした。

家族と久しぶりの外食でラーメンを食べた後、いてもたっても居られない、猛烈な眠気に襲われたのです。糖質制限を1年半やってきてから、度々似たような症状が現れるようになり、だんだんと気になっていたのです。

その後、偶然お知り合いになることが出来た医師の病院で、診察と詳しい血液検査を受けて初めて言われた「高血糖を起こしているかもしれない」の言葉に、確証を得たのです。そこで更に先生から説明があり驚いたのは、高血糖を起こす人の中には、高血糖の後の反動の低血糖を起こす人もいるというお話でした。

もしやラーメンで高血糖を起こしていたのか!ということだけでもとても驚いていたのに、更に高血糖の後の低血糖?!糖尿病の実父を持つ私は、多少は糖尿病について知識はあったものの、「糖尿病でない私が、たったラーメン1杯で高血糖や低血糖を起こすの?!」とただただ驚きの連続でした。急激な高血糖などは一度の食事で何食分も食べるような、沢山食べた時にしか起こさないと思いこんでいたのです。

そこで心配になり、帰宅後にいろいろネットでも調べて初めて知ったのは、糖尿病でない人でも、血液中の糖濃度が低くなりすぎると低血糖を起こすという記事でした。低血糖は糖尿病患者だけのものという認識が間違っていたことを知りました。

またさらに調べていくと、低血糖の中には、反応性低血糖と呼ばれる症状があり、食事を摂ることで血糖値が上がった際、その上がった血糖値を下げる為に、インスリンというホルモンが分泌されますが、そのインスリンが大量に出て、血糖値を下げ過ぎてしまうことによって起こる低血糖であるということが解りました。

反応性低血糖は、食後1時間~2時間くらいの間に起こりやすいといわれています。単純に食事を摂らないことなどや、空腹時に急激な運動を行うことによって起こす糖質不足の低血糖とは異なり、高血糖の反動による、インスリンの過剰分泌が原因の低血糖を示します。

 

非反応性低血糖

反応性低血糖でないもの全般を含みます。糖尿病の方においては、食後の血糖の上昇を、インスリン分泌が少なかったり、分泌が全くない場合には下げることが出来ないので、薬剤によって血糖を下げますが、使用量を誤ると血糖値が下がり過ぎてしまい低血糖を起こす場合があります。この場合は反応性低血糖には当てはまりません。

糖尿病でない方においても非反応性の低血糖(一般的な低血糖)を起こす可能性が十分にあります。

①断食などによる不食時間が長い
②ダイエットなどで食事量が少ないために起こった糖不足
③空腹時に高い運動負荷がかかり急激な糖消費が起こった際の糖不足
④妊婦の場合、胎児へ栄養供給することによって起こる糖不足

低血糖にみられる症状とは?

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● めまい
● 立ちくらみ
● 頭痛
● 意識が遠のく
● 冷や汗
● 視力低下・視点が合わない
● ろれつが回らなくなる
● 立っていられなくなる
● 平衡感覚がなくなる

などの症状が見られます。よく勘違いされやすいのは、貧血の症状とよく似ているため、貧血と勘違いされやすいこと。しかし、低血糖の症状は一番に脳に障害が起こりやすいとも言われていて、とても怖い症状です。貧血は座ったり横になったり静かにしていると治まりますが、低血糖は糖分摂取を行わないと治りません。長時間続くと生命の危機にも直面しかねませんので、注意が必要です。

糖質制限で反応性低血糖に?

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2017年の夏に初めて診察を受けた際、低血糖を起こしているかもしれない、また反応性低血糖(機能性低血糖、もしくは反動の低血糖とも呼ばれる)も起こしているかもしれない、ということがずっと気になっていた私は、2018年1月に初めて24時間連続糖濃度計測器「フリースタイルリブレ」をつけて調べることにしました。リブレをつけて多めの糖質摂取を行った結果が上記のグラフです。

糖質を摂ることで200まで急激に上がった血糖値が、その後急激に下がり始め、60を切る状態になりました。

200を超えた血糖(グラフではリブレ値ですが、*マーク付きでは採血計測も行っています)は、1時間後には58まで下がり、駅のホームにいた私は危うく線路に転落しそうになり、慌ててベンチに座りこんだのを覚えています。その時は手持ちの氷砂糖を口にして、低血糖状態から回復しました。

この時は50gの糖質を摂った後でした。この時点で糖質リハビリを始めて半年ほど経過していましたが、まだ糖質制限の後遺症として、たった50gの糖質摂取で反応性低血糖を起こしていたのでした。

1年半の糖質制限で、私の体は糖質のない食事に慣れてしまったことで、たまの糖質に過敏に反応してしまう耐糖能機能の低下を起こし、通常の1食分の糖質量で過剰に高血糖を起こしてしまい、反応性の低血糖まで起こすようになっていたことが、リブレを着けて初めて解ったのでした。あの半年前までの「ラーメン1杯で高血糖、その後の昏睡状態」も、これでようやく原因が判明したと思いました。

食後高血糖にならないように気をつけたいこと

厳しい糖質制限を行ってきた方だけでなく、厳しくはなくとも、ある程度の糖質制限を行ってきた方の場合でも、空腹時間が長かった場合に次に食事を摂る際や、いきなり多くの糖質を摂ると、やはり高血糖を起こす可能性があると考えられます。

肝臓や筋肉内のグリコーゲンをも使い果たしてしまい、非常時エネルギーである糖新生で活動していたとした場合、糖質制限で耐糖能が低下している方においては、少しの糖質摂取で急激な糖の取り込みが起こる可能性が考えられます。その急激な取り込みが促された際、普段から身体が糖質摂取の処理をあまり行っていないと、久しぶりの少しの糖質を処理するのにも時間がかかってしまい、細胞内にうまく取り込めずに血中の血糖が高くなって(飽和して)しまい、高血糖を起こすのでは?と考えられます。

それを回避するために、空腹時間が長かった場合の食事や、糖質多めの食事を摂る場合は、食事の20~30分前に軽く10g~15g程度の糖質を少し摂取し、先に少し追加インスリンを出しておくことをおすすめします。(糖質のプレ摂取)そうすれば、追加インスリンが出始める前までの間に、高血糖を起こす可能性を抑えることが出来るかと思います。

この方法は私が診察と血液検査を受けた、いけざわレディースクリニックの池澤先生に教わった方法です。こうして先に少し追加インスリンを出し始めておくと、その後の食事に対してもスムーズにインスリンが出てくるのではと考えられます。

また、食後に高血糖を起こしそうな感じがある時は(予定より多めに糖質を摂ってしまった場合など)食後すぐに軽い運動を取り入れ、摂取した糖質をすぐに使い始めることも高血糖の抑制になります。激しい運動でなくても構いません。食後の食器洗いや部屋の掃除、家事、散歩、ストレッチ体操などで体を動かすようにします。私はその場で足踏みなどしながらテレビを見たりしていました。

こうしたちょっとした工夫で食後の高血糖を抑制することは可能ですので、食べ過ぎてしまった場合などにはぜひ、座りっぱなしでじっとしておらず、少し動いてみるようにしてみてください。